SUPに挑戦したいけど、運動が苦手だから楽しめないのでは?海って危ないから怖い。。と思う方
初心者がインフレータブルSUP(スタンドアップパドルボード)に楽しむ際にありがちなミスと、その対策について解説します。
初めてのSUP体験を安全に、そして楽しく過ごすために、ぜひ参考にしてください!
1. 空気圧の調整ミス
初心者がよく犯すミスの一つに、SUPの空気圧が低すぎる、または高すぎるという問題があります。
空気圧が低いとボードがたわみやすく安定性が損なわれ、水面でのパフォーマンスも落ちてしまいます。
逆に高すぎると、ボードの耐久性に影響が出ることがあります。
≪対策≫
必ずインフレータブルSUPの取扱説明書に記載されている推奨の空気圧(通常は10-15psi程度)に合わせて空気を入れましょう。
適切な空気圧は安定性や操作性を高め、安全にSUPを楽しむための基本です。
また、簡単に空気圧が測定できるゲージ付きポンプを使用すると便利です。
適切な空気圧については下記ブログをご覧ください。
2. バランス感覚が足りない
初心者が最も苦戦するのは、バランスを取ることです。
慣れないうちは不安定で、すぐにバランスを崩してしまうこともあります。
特に水上で立ち上がる際に、足の位置が不安定で転倒することが多いです。
≪対策≫
初心者はまず膝立ちや座った状態から始めましょう。
慣れてきたら、足をボードの中央に広げ、肩幅に合わせて配置するのがポイントです。
また、視線は前方を見て、体の重心を保つように意識してください。
慣れてくると自然にバランスが取れるようになりますよ!
3. パドルの使い方が誤っている
パドルの角度や長さを間違えていることも初心者によくあるミスです。
パドルの向きが逆だったり、必要以上に長く設定してしまったりすると、漕ぎづらくなり体力を消耗します。
≪対策≫
パドルのブレード(羽根部分)が前方に向くように調整し、自分の身長にあった長さに調整することが重要です。
目安としてはクルージングをするなら身長よりも15~25cm長いものを、波乗りをするなら身長よりも0~15cm長いものを選ぶのが良いです。
4. 安全装備を軽視する
初心者の中には、「初心者で浅瀬にしかいかないし大丈夫」と思って、安全装備(ライフジャケットやリーシュコード)を省略する方もいます。
しかし、SUPは風や波で意外と流されやすいため、装備を軽視すると危険が伴います。
≪対策≫
必ずライフジャケットを着用し、ボードと自分をつなぐリーシュコードを使用しましょう。
これにより、ボードから離れてしまった際でも再びボードに戻りやすくなります。
特に初心者にとっては、しっかりした安全装備は安心感を高めてくれます。
5. 天候や水面の状況を考慮せず出発する
初心者が見落としがちなのが、天候や水面の状況のチェックです。
風が強い日や波が高い日には、SUPは非常に不安定になりやすく、初心者には危険です。
≪対策≫
SUPを楽しむ前には必ず天気予報を確認し、風が穏やかで水面が安定している日を選びましょう。
また、始めのうちは安全な湖や穏やかな海で練習するのがおすすめです。
風が強くなると水上での操作が難しくなるため、風の影響を受けにくい場所を選ぶと安心です。
6. 力任せに漕いでしまう
初心者は腕だけで漕ごうとしがちですが、力任せに漕ぐと疲れやすく、長時間のパドルには向いていません。
正しい漕ぎ方を身につけないと、腕や肩に負担がかかり、痛みを引き起こすこともあります。
≪対策≫
体全体を使って漕ぐことがポイントです。
パドルを水に入れた後、腕ではなく、腰をひねるようにして体幹で漕ぐようにしましょう。
これにより、疲れにくく、より効果的に進むことができます。
初心者がインフレータブルSUPを楽しむ際には、基本的なミスを避けることで、より安全に、そして快適に楽しむことができます。
慣れるまでは経験者の方と一緒に挑戦するのをおすすめします!
空気圧やバランス感覚、安全装備、そして天候の確認などの基本をしっかりと押さえ、無理せず徐々に慣れていくようにしましょう!