SUP(サップ)の安全な落ち方、ボードへの戻り方
SUPから落ちてしまった際に、「足が付かないところではボードに上手く乗り込むことが出来るか心配💦」という声をいただきました。
実際に足が着かない状態での再乗艇は苦戦する人が多いです。(波が高い場合はより苦戦します。)
今回は上手にボードに戻る方法を詳しく解説します。
これを読めば、SUPを楽しむ際の不安が解消されるはずです!
■安全な落ち方、落ちたらどうしたらいい?
バランスを崩して落ちる際は体勢にご注意下さい。
ボードから極力離れて背中から落ちるよう意識してください。
<悪い例>
・パドルに着水しないしてください。
・足から飛び込むの避けてください。
・頭から飛び込むのは避けてください。
もしSUPから落ちてしまったら、まずパニックにならずに冷静さを保ちましょう。
リーシュコードを付けていれば、ボードは近くにあるため、しがみつけば浮くことができます。
■正しい再乗艇の方法
1,リーシュコードを使ってボードを引き寄せる: ヒモを引っ張り、自分の近くにボードを持ってきましょう。
2,ボードの後ろに掴まる: ボードのテール(後ろ側)に手をかけ、リラックスした状態で待ちます。
3,上半身をボードに乗せる: 胸とお腹をボードに滑り込ませるイメージで、上半身をボードの上に乗せます。
4,戻る: 上半身がボードに乗ったら、足をボードに乗せて中心に座ります。
<悪い再乗船の方法>
初心者にありがちな、落ちた後に戻れないパターンを紹介します。
・しがみつく
落ちた後に焦ってしがみついてしまうと、お腹に力が入って足がボードの下に入ってしまいます。
その結果、身動きが取れなくなり、さらに焦ってしまいます。
・腕の力で上がろうとする:
ボードを掴んでしまうと、ボードが動いて逆にひっくり返ってしまうことがあります。
力いっぱいやっても意味がないので、リラックスして胸やお腹をボードに乗せるように意識しましょう。
■複数人の場合の乗り方
基本的な乗り方は「正しい乗り方」と同様です。
複数人の場合は乗り込む順番が重要です。
一番最初に乗る方は、後に乗る人を引っ張り上げる力がある方です!
例えば、大人2人+子供1人で落水した場合、
大人で力がある方、もしくは乗り込むのが得意な方が初めに乗り込み、後の2人を引き上げるのが良いと思われます。
お子様が先でも問題ないですが、大人が乗り込む時の衝撃で再度落ちてしまう可能性があるので、大人が先のが安心です!
■ライフジャケットは必須
SUPに慣れてる方や泳ぎが得意な方でも、ライフジャケットを着用しましょう。
落水時に怪我をしたり何があるか分かりません。
ライフジャケットがあれば、体全体が浮くため、溺れる心配がありません。
安全に楽しむためにも、必ずライフジャケットを着用してください。
Personal Floatation Device(パーソナルフロテーションデバイス)
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SUPを楽しむ際には、安全に落ちることとスムーズにボードに戻ることが大切です。
これらのテクニックを身につけて、楽しいSUPライフを送りましょう!