緊急事態発生!?フレキシチーク穴あけ加工!
以前の記事【フレキシチークBEFORE・AFTER~YAMAHA 38コンバーチブル編~】で兵庫県姫路市にある【オクムラボート販売株式会社】様に保管されているYAMAHA 38コンバーチブルでフレキシチーク貼り付け前と貼付け後の比較をしながら紹介させていただきました。
実はその際、事件が発生していました。
送られてきたフレキシチークの指定の場所に埋込み式のロッドホルダーの穴が開いていなかったのです!


原因は型紙の実際に製品に開ける穴と、型紙を採寸する際にボートに貼り付けるために開けた穴と勘違いして工場が穴を開けなかったという事でした。
(この問題、現在は改善済みです。)

もしこれが木だったら指定の場所に正確に穴を開けるとなるとかなり大変な作業になるのでしょうが、フレキシチークは大丈夫です!
では、穴あけの工程を御覧ください。
まず穴の箇所に切り込みを入れて、くり抜きます。

次にビス穴位置に穴を開けます。

仮留めして、外周にそって穴を開けます。


フチをやすりで整えたら完成です。

手で開けたとはわからないほど綺麗に仕上がりました。実際に仮留めしてから穴を開けたので穴の位置も大きさもピッタリです!
型紙を元に穴を開けるよりもむしろ位置がピッタリ合うのでこちらの方が良いのかもしれないと今後の加工では穴を開けない事も検討中です。怪我の功名ですね。


フレキシチークは100%PVCで出来ており、加工がとても簡単です。
しかし、その見た目はチーク材そっくりで一見、合成チーク材とは気付かないほどです。
興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい!
施工希望箇所のサイズをご提出頂ければ、概算見積もり依頼も承ります!