
フレキシチーク貼付け作業の職人技
型紙から製品化されたフレキシチーク、あとは接着剤で貼り付けるだけなのですが、ここで一手間加える事で仕上がりに差が生まれます。
その細かな職人技をご紹介します。
①まずはフレキシチークを張り付ける箇所に合せ、鉛筆で外周をマーキングする。
②外周に合わせてマスキングする。
③ここがポイント!約1㎝ほど外周から内側に新たなマスキングを行う。
④接着剤を塗布し、内側のマスキングテープのみを剥がす。
⑤こうする事で接着剤が横からはみ出さなくなり、キレイな仕上がりとなります。
フレキシチークを被せてから、こういった器具を使って思いっきりエアー抜きを行いますので、接着剤をギリギリまで塗ってしまうと確実にはみ出してしまい、フレキシチークの厚みはわずか5mmとは言え、その部分が汚れて見栄えが悪くなってしまうんです。外国人はあまり気にしないようですが、やはり芸が細かい日本人は気になってしまうんです!(笑)
では、はみ出してしまった場合はどうしたらいいのか?
それは次回お答えしましょう。
本物のチーク材のような見た目と質感をその手に
フレキシチークはワンランク上の優雅なボートデッキを演出します。